仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

感情のスイッチの見つけ方

ネガティブな感情がある程度収まってきたら、次は感情のスイッチを見つけて気持ちを切り替えてみましょう。ネガティブな感情が起こる背景にも肯定的なものがあることに気が付けば、湧きおこる感情にも納得感がでて、気持ちの切り替えにもなります。

 

まず、ネガティブな感情が起こるのは、こうあってほしい、こうあるべきという理想と現実のギャップのストレスから生じます。

こうするべきなのになっていない、これが正しいのになされていない、のようなものです。そうなっていないとネガティブな感情が発生することになりますが、「自分は本当はこうしたかったのだ」と肯定的な背景に気が付けば感情を切り替えるきっかけにもなる。

 

では、具体的には感情のスイッチは動作が探せばよいのか。具体例を挙げてみたいと思います。

 

まずは最近イライラしたことを一つだけ選びます。家族でも職場でも友人でも何でもいいです。選んだら一言で表現してみましょう。ここではたとえとして「上司から叱られたこと」としておきます。

 

次に、どのような感情を抱いたのか。文句を言われて腹が立った。理不尽な言いがかりにうんざりした。など。ここでは上と合わせて、「上司に文句を言われてムカついた」としておきます。

 

次は、感情が生まれた体験を具体的にします。いつ、どこで、だれが、といった感じで。ネガティブな感情が発生した環境が具体的になればなるほど、その時の感情がよみがえってきます。同じく上と合わせて「昨日の会議の業務改善の打ち合わせで、チーム内のメンバーと一緒に、A会議室で」としておきましょう。

 

次は、感情を抱いたスイッチを探しに行きます。

何が私にこの感情を抱かせたの?と自分自身に問いかけます。

「上司に文句を言われてムカついた」のであれば、

「なんで私はこの感情を抱いたの?」と自信に問い

「上司がこちらの話をシッカリ聞かず文句ばかりを言ってくる」という風になるだろう。

 

次が、本当はこうするべきだ、こうしてほしい、という理想と現実の差を見ていきます。ここでは肯定的な言葉になるようにします。

上の流れに合わせると、「私の意見を聞いてほしい、上司であれば部下の意見をきちんと聞くべきだ」となるでしょう。

そしてその先にあるものは「私の意見を大切にしてほしい、私のことを大切にしてほしい」とう自己認識に到達します。

「あー私は自分のことをもっと大切いしてほしいんだ」と。

 

人の話も聞かずに文句を言うな、というネガティブな感情は、実は、自分のこともっと大切にしてほしい、というポジティブな目的が表面化していないところにあったのです。