ジョブチューンは見る方にも出演する方にも両方にメリットがある
ジョブチューンというテレビ番組をご存知でしょうか?
うちの子供たちが大好きなテレビ番組なのですが、私が一緒に見た時は、「セブンイレブン」、「ローソン」、「ファミリーマート」の大手コンビニエンスストア3社の人気食品をランキング形式で競わせ、その美味しさをプロの料理人が判定する内容でした。
子供たちと一緒に、「セブンイレブンの、マンゴーアイス、美味しそう!」とか、「ローソンのロールケーキ、食べてみたい」と盛り上がりつつ、「このジョブチューンって番組、テレビを見てる人にも、商品を紹介しているコンビニにも、商品を評価している料理人にも、みんなにメリットがあるな」と思いながら見ていました。
なぜなら、まず、テレビを見ている側については、純粋に美味しい商品を知ることができるからですね。大手コンビニが力を入れて開発した商品ですから、勧めている方はハズレを紹介するわけにはいかず、かなりの確率で、美味しい商品にありつけるはずです。
次に、商品を紹介するコンビニエンスストアについて。こちらは、テレビ番組を通してコンビニが力を入れて開発した商品を紹介することができます。
テレビCMなんかですと、億円単位の金額を使って、たったの15秒しか宣伝することができませんが、テレビ番組であれば、作成の裏舞台からそのものが表舞台に登場するまでをドキュメンタリーで紹介することができるため、商品の魅力や会社の力の入れ方を十分に伝えることができます。
さらに、商品の評価をするプロの料理人について。大手のコンビニに比べると、圧倒的に知名度が低い彼らも、コンビニエンスストアと同様に番組を通して、自分たちの宣伝をすることができます。また、多くの料理人は自分たちの経営する店を持っているため、こちらも併せて番組内で紹介することができ、テレビを見ている視聴者に対して、「あ、こんなすごい人がいるんだ」とか「この店美味しそう、今度行ってみたいな」と思わせることができるのです。
・お勧めの商品情報を無料でまとまった形で受け取ることのできるテレビ視聴者。
・商品の宣伝を時間をかけて消費者にアピールできるコンビニエンスストア
・料理人として、また、自分たちの経営する店を、紹介できる評価者
ジョブチューンは、3者ともにメリットのある「Win-Win」を超えた「トリプルWin」な番組だなと素人目ながらも感心し、このような形を企画してみたいものだと思いました。