ネガティブな感情を受け入れる
感情をコントロールするためには、ネガティブな感情を受け入れることが大切です。
ネガティブな感情は、危険から守るため、いやな経験を繰り返さないように、過去の経験に基づいた「理想」と今起こっている「現実」とのギャップを埋める、反応です。この反応は私たちにとって味方であり、ネガティブかな感情を拒否しようとせずに受け入れてあげようとするだけでも、感情はコントロールしやすくなります。
まずは、ネガティブな感情にOKを出してあげることと、認めてあげることです。
「あいつむかつくわー!!」→そう思っているOk。
「どうしよー、うまくいくかなー、不安。。」→不安がっているわたし、OK。
こうすると、ネガティブな感情が消えるわけではないが、少しは穏やかにはなるはずです。
ムカついてもOK!、不安がってもOK!うまくできなくてもOK!
感情からのサインを受け入れてあげる、否定したり拒否するのではなく、受け入れてみるのです。
どうしてもストレスを抱えやすい人は自分に厳しい人が多いです。
これはやらなきゃいけない!
あれはやっちゃいけない!
仕事でミスがあったのは俺のせいだ。
もっと頑張らなきゃ、こんなんじゃだめだ。
と、自分自身を追い込んでしまいます。
ただ、既に起こってしまった事実は変えられないので、しかたがありません。
未来の行動は変えられるので「次から気を付けよう」となりますが、起こってしまったことはもう変えられないので、「ま、いっか」。とネガティブな感情を受け入れてあげましょう。
念のためですが、自分に甘く手を抜いて仕事をしてもいい、という意味ではないです。現実を受け入れ、次の前向きな行動につなげるための、ネガティブなkン条を受け入れるやり方になります。