4つのじんざい 人財、人材、人在、人罪
企業で働く人間には4つのパターンがあるそうです。
それが、人財、人材、人在、人罪。
読んで字のごとくですが、人財はいい意味で、人罪は悪い意味なんだろうな。
それぞれは、こう定義されていました。
・人財:実績があって成長性もある人。
・人材:実績はないけど成長性がある人。
・人在:実績があるけど成長性がある人。
・人罪:実績も成長性もない人。
うまく2×2で表示されるかな。。こんな感じすかね。
〇があり、▲がなし
実績 成長性
人財 〇 〇
人材 ▲ 〇
人在 〇 ▲
人罪 ▲ ▲
マトリクスver.(ちゃんと表示されてるかな。。)
将来性
↑ 人材 人財
↑ 人罪 人在
→ → 実績
人財である人は会社をよくするために働いていますし、これからも邁進し実績を積み重ねてもらえれば全く問題はないです。
会社のイメージで言うと、みなをぐいぐい引っ張っていくリーダー的な立場の人達ですかね。
人材の人は、まだ経験がないけどやる気に溢れていて、正しく努力を続ければ、次は人財になりえる予備軍の人達です。
こっちのイメージは正に新入社員や若手社員、フレッシュな人たちですよね。
ただ、導き方を誤ってしまうと、やる気を失ってしまい、まだ外で通用する実績も経験も持たないうちから成長性も失ってしまう、人罪の予備軍であることも否めないですよね。将来右腕や後継者となる人間に育つのか、腐ってしまう人生を歩ませてしまうのか、勿論本人の気質による部分は大きいとは思いますが、このあたりはマネジメントの腕の見せ所かと思います。
人在、こちらは良くも悪くも過去に実績のある人、経験を持っている人、業務に知見のある人たちです。
この人たちは関わり方が非常に重要になってくると思っていて、中には過去の栄光にすがって、昔はこうだったんだー、俺はすごいんだぞー、文句いってんじゃねーぞーzz、みたいな悲しむべき方々もいますが、結構私の周りには色々な経験知識を教えてくれる人が多いんですよね。
もう、第一線でガンガン皆を引っ張っていくガッツはないんだよねーといいつつも、昔取った杵柄ではないのですが、時代は変われど変わらず必要とされるものもあれば、とっても専門的な分野に詳しくて、きちんと話を伺うと助かることも多いんですよね。
このへんもマネジメント次第ではあると思っていて、せっかく過去の知識経験がその人たちにあったとしても、それを若手に伝える場を設けたり機会を作ってあげなければ、人在の人も人罪の予備軍なんだと思うんです。
逆に、そのような機会を設けてあげれば(多分進んで自分じゃ絶対にやらないので)、「なんだよー、しょーがねーなー」と言いながらも知見を伝えてくれるんですよね。
ここも正にマネジメントの腕の見せ所。
恐らく人財の人は放っておいても伸びていくんですよ。(極端にやる気をそぐことは気にしなければなりませんが。)
あとは人材と人在を上手いこと導いてあげる事、人在(じいさん)の知見を人材(若手)に伝えつつ人財(リーダー)になる可能性を広げてあげ、かつ、人罪になってしまうリスクを極力削ってあげる。
うーん、組織力アップ、間違いなしですね!