誰に何を相談するかキーマンを作る
長らく社会人として仕事をしている中で、重要だなーと思うのが「誰に何を相談するかキーマンを作る」事ですかね。
この類の商取引はこの人が詳しいな、ちょっと意見を聞いてみよう。
システム的な処理についてはあの人が生き字引レベルだな、確認しよう。
法律的な観点ではこの人の話を事前に聞いておこう。
各ジャンル別に相談できるキーマンがいれば、もしあなたが業務を進めるうえで、課題や問題にぶつかり自分に解決する知識やノウハウが無くても、先に進めることができます。
マネジメントの立場としても同じことが言えると思います。
部下から相談があった際に、自分の専門分野とは違うところで、多分これで間違いがないんだけれど、念のため有識者に確認を取りたい。
概要は理解できているんだけれど具体的な処理は明るくない。
そんな場合でも、相談するべきキーマンを抑えていれば、あなたが直接確認することもできますし、部下に「この人に念のため確認しておいて」と指示することもできます。
そうすることで一人でうんうん考えるよりも圧倒的に効率的に業務を進めることができます。
そのためにはきちんとした関係づくりが必要となってくるんですけれどもね。
じゃーどうやって関係を作るの?って話ですが、
これは相手が困ったよーって相談をしてきたときに真摯に対応して一緒に課題解決まで手助けしてあげることが一番です。
この真摯さって何事にも代えがたいものだと思うんですよね。
仕事が早いとか知識が豊富っていうのも重要なことだと思うんですけど、ちゃんと向き合ってくれてないなぁって思うとそこに信頼関係って生まれないと思うんですよね。
その裏返しではあるんですけれど、こっちの対応もキッチリとしてあげないと、相手にとっても「なんかなぁ。。」と思われる程度の関係しか築けないんですよね。
で、そういうのって人づてに広がりやすいもので
「あの人は真摯に対応して、最後まで一緒に検討してくれる」
と評価されるのか
「あの人は相談する価値がない」
と烙印を押されてしまうか。
評価されると「○○さんに聞いたんですけどー。。」と新しくキーマンを増やす機会も出てきて、更にパイプが増えるという好循環、「こいつあかんわ」と思われると別の人に相談の機会は逃げていき「あの人に相談してもらちが明かないんで」と周囲の評価も下がってしまいます。
ちょっと話がそれましたが、業務を効率的に進めるうえでとっても大切なこと。
「誰に何を相談するかキーマンを作る」事でした!