意思決定の条件は予め決めておく
会社のあるある。
決められないおじ様達、結構いません?
もぅ、いーーーーーってなりますよね。
逆に決められるおじ様、「この人すげー」って思いません。
尊敬しちゃいます。
で、何が違うかというと、自分の中で、「こうだったら〇、ここを満たしていなければ他はどうであれ×」と条件や考えを持っているんですね。
なので相談される事例は様々なれど、その軸があるので判断することができるわけです。
会社の新規プロジェクトをやるべきかやらないべきか、
投資した案件を撤退すべきか粘るべきか、
判断を迫られる案件は色々あると思いますが、これも「こうなっていればやる!」といった条件が予め決まっていないと、情報収集ばっかり行われて、意思決定はどんどん遅くなって、出した結論もモヤモヤーっとしたスッキリしない結果となってしまいます。
この際に何が必要かというと、予め意思決定の条件を定めておく事なんですね。
投資した資本を5年以内で回収できればやる。
金額の大小によって回収率には制限を付ける。
何の情報がどういう状態であれば新規で参入する、追加投資を行う。
満たしていなければ参入はしない、投資は行わず撤退する。
私生活においてもこの条件決めは関わってくることだと思っていて、ここが抑えられていないと意思決定を行うことができず、無駄に情報ばっかりを集めて、時間ばかりが過ぎていく、こんなことになってしまいます。
もしあなたが新しく家を買おうとしているとします。
家の情報なんて、すべて見切ることは到底不可能なくらい世の中にあふれています。
勿論、値段は安いほうがいいでしょうし、都心に近いほうが便利でしょうし、広いほうが嬉しいでしょう。
でも、こうならいいなぁーをモヤーっと考えていても、絶対に決まりません。ましてや家なんてとっても高価なものですから、ビビッてなかな手が出ないか、後からあーって後悔するか、妄想だけだとそうなっちゃいます。
なので、ここは自分なりに条件を決めるのです。
私の場合は、予算と通勤時間で絞ってしまいました。
あの街への憧れーーみたいのもあったんですが、通勤時間が2時間とか1億円のマンションとか正直ありえないし、というか個人的には無理だなと判断したので、まずは予算と通勤時間でガガッと絞り込んでしまいました。
まぁもともと生まれ育った場所であれば土地勘もあったかもしれませんが、それもなかったので数字で出せるところで判断です。
まーそうすると結構絞れるんですよね。
上の条件の範囲で許容できる、広さや、駅までの時間を刻んでいけば、探す件数は現実的な物でした。
あとは、気持ちの問題で、「私はこういう条件で意思決定をした」というものをもっていれば、たとえ後からちょびっとうらやましい情報がはいってきても、後悔はしないんですよね。だってきっちり条件決めて決心したんですから。
ココの部分も大きいかと思います。
まぁ、あとは情報ばっかり仕入れて意思決定できずに、「あー、家が欲しいなぁ^」ってずーっと言い続けているのってものすごいストレスかと思います。
決めなきゃいけないのに決められない。
あー、でも決めちゃいたいけどやっぱり決められない。
仕事にしろプライベートにしろ、意思決定の条件は予めきめちゃいましょう!!