仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

議論が上手な人は理論と感情を切り分けている

 ディベートやディスカッションを上手にするのって結構難しいですよね。

 

ディベートになると異なる立場に分かれて議論することとなるため、どうしても相手を論破してやろうって気になってしまうんですよね。そうすると段々感情が入ってきてしまって、相手の主張と戦っているはずなのに、その相手自身を言い負かしてやろう!なんて気になってきて。。そうなっちゃうと次は、言い負かせたらこっちはいい気分なんですけど相手は嫌な気分になるんで今後の仕事がやりにくくなったり、こっちが負けると気分悪くなってあいつとはもう仕事せーへん、みたいな子供の件かみたいになってしまいます。

 

ディスカッションだと本来は意見を出し合ってより良い結果に導くことが目的なはずです。でもここでも理論と感情が切り分けられてないと「絶対に俺の意見を通したる!」「私の主張が間違っているはずない!」と自分の主張や意見を通すことが目的となってしまい、本来の趣旨から外れてしまいます。

 

私自身もディスカッションはまだよいのですが、ディベートはどうしても感情が入っていまいがちで、へたくそなんですよね。

 

そんな自分に対する反省もあって、対策としてとっているのが、まぁ非常にベタなんですが、「事前の準備を怠らない」事なんです。

 

ディベートにしろディスカッションにしろ予めテーマは決まっています。何を話すかは会議が始まるまでのお楽しみ♪なんてことは普通ないですよね。

事前に議題なり議案があり、場合によっては資料も確認できると思います。

ここまで情報があるのであれば、予め何に関して議論が行われるかはわかっているのですから、どこが論点になるのか、自分の意見は何なのか、根拠はどこなのか、どのような質問が来るのか、その返しはどうするべきか、等々、事前の準備をしておけばいいんですよね。

 

私の周囲にも議論が上手な人がいて、「えー、そんなのよく知ってましたね!」とか「エライ昔の情報ですけど覚えてるんですか?」っていうのがボチボチあるんです。

そうすると、「いやいやいや、覚えてるわけないやん、直前に調べてきたんよ、昔の資料おさらいしてきて」と答えてくる訳です。

 

あー、なるほど、議論が上手な人は何か特別な能力を持ってるわけではなくて、キッチリ準備してるから対応できるんやなと、気づかされたわけなんですね。

(まぁ中には天才的に覚えている方もいらっしゃいましたが・・・。。)

 

あと議論の場で効果的なのは一番初めに発言する事。

逆の立場になるとしっくりくると思うのですが、議論開始後すぐ自信たっぷりに発言された意見って反対しづらくないですか?よっぽど自信あんねんなぁ、この人、って思っちゃいません。

多くの人はそう感じるはずなので、最初に自分の意見を堂々と述べることができれば、議論を有利に進めることがきっとできます!