仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

上手くいった時も原因を考える

大抵の場合、仕事でうまくいかなかった、失敗した場合は、その原因をしっかりと追究して同じような過ちを犯さないように注意を払います。

 

例えば、新商品を開発しました。

当初のターゲットは20-30代の女性でしたが、結果的には彼女たちの心を掴むことは出来ずに、売上は予想の半分に終わりました。

 

この場合ですと、そもそもターゲットとすべき層に誤りがあったのではないか?とか、商品力に不足があり訴求は出来ていたものの、購買まで結びつかなかったのではないか?とかとか、色々と議論を行い、ではターゲット選定方法の見直しや商品力の強化など様々な施策が打たれることでしょう。

 

では、もしこれがこんな結果になったらどうでしょう。

上記と同様に20-30代の女性がターゲットでした。

そして彼女たちの心を掴むことができなかったところまでは上と同じでした。

しかし、その代り50代以上のシニア層の女性にバカ受けし、売上は当初の予定の倍以上となりました。

 

この場合ですと、どうなると思います?

んー、間違いなく、「よーやった!倍も売上てくるなんて、さすがやな!」

と、ターゲットが当初と違っていたことなんて関係なく、たくさん売れたことを大成功として、大した事後調査も今後の検討もしない事でしょう。

そして次も同じように「またシニア層に売れるんちゃうかな?!」と根拠のない自信で販売活動を継続するはずです。

 

賢明なあなたならもう気が付いているはずですが、後者の場合もしっかりと原因を追究するべきですよね。当初のターゲットには商品が売れず、異なる年齢層に商品が売れた要因を。そうでなければ次も売れる確証などどこにもないのです。

 

前回売れた場所は、そもそも若年層の女性が少なくシニア層が大半を占めていた結果かもしれません。

そもそも売上目標自体が低く、達成して当然の結果だったのかもしれません。

たまたま近くで地元のシニア向けイベントがあり、その人たちが買っていっただけかもしれません。

 

どうしても人間はうまくいっている時は、ボーっとなんかうまくいってるわ、と、惰性で進んでしまいがちです。

(私も心当たりがありますが。。)

逆にうまくいっていないときには、何が原因なんだろう?改善すべき点はどこなんだろう?と頭をよく働かせていると思います。

 

このうまくいっている状態を維持するためには、うまくいっていようがうまくいっていなかろうが、なんでこうなっているのだろう?と考え続けることが大切なのだと思います。

 

それが次の数年や次の仕事へと繋がって、数年後の自分を作り上げていきます。

今自分の調子がいいのは数年前の自分が頑張ったから。

今自分がサボれば数年後の自分はいい状態とは言えなくなる。

今自分が頑張れば数年後の自分は良い状態であり続ける。

 

そんな流れだと思います。