仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

考える事とは自分の意見の結論を出す事

私がよく読む本の著者に「ちきりん」さんのものがあるのですが、「考える事」について「あー、だよねー」って思うことがあったので、書きたいと思います。

 

考える事についてですが、「私は考えた」といえるのは「私はあるインプットをもとにして何らかの結論を出した。もしくは考えに至った」という意味である。

 

「おれ、色々考えてん」といっても、「では、結論かあなたの意見を教えて」と言われた時に、何も自分の考えを述べることができなければ、それは考えていない事と同じなんですね。

 

新規参入するべきかやめるべきか、検討をしていたとしても、その検討をしている行為から考える事が抜けてしまうと結論までたどり着くことができません。

 

考えている、と勘違いしてしまう行為が、情報収集をしている、収集した情報から表やグラフを使ってPPTに落としている、それらの情報をまとめてレポートとして作成している、そのレポートをもとにして皆で集まって、あーでもない、こーでもないと、話し合っている。

多分、これらの行為自体は必要で、時間もかけて忙しく仕事をしているのだと思いますが、これだと考えているつもりになっているにすぎません。

情報収集をすることや収集した情報を表やグラフを使ってPPTに落とし込むことは考える事とは違いいます。皆で話し合うこともこれまた考える事とは異なることです。

 

考えていないのに考えたつもりになってしまう、思い込んでしまう罠。。

本を読んだりネットで調べる、これだけでは情報収集であって、ここから何か自分の意見を持たないと考えてる事にはなりませんよね。

 

Excelで表やグラフを作る、これらの行為は作業です。

でもこの中にも考えるチャンスはひそんでいて、なぜこの数字を選んで表にしたのか、なぜこのグラフを使うのか、このへんをキッチリ考えたうえで結論をだし、この表やこのグラフが本案件の説明には最適であるとしているのであれば、上司に提出した際に「ここはグラフが多すぎるから削りましょう」とか「表で扱っている数字はココを説明したいからこっちの数字を使おう」と指摘を受けた際にも、「こういう考えでグラフを選んだので今のグラフを用いたほうが説明には適していると思います。」とか「表で説明したい数字はおっしゃる通りですが、次のページとの関連を考えると今の数字も必要なので、両方とも使いましょうか」とか議論をすることができるんですね。

 

ここで考える行為を放っぽりだして、なんとなーーーーく、グラフを選んで、なんとなーーーく表を作ってると、せっかく時間をかけて資料を作ったのに何の反論もできずやり直し、で上司の心象も、「こいつ何も考えてへんな」ってことになっちゃいます。

 

情報を取集したら、「ふーん」で終わるのではなく「なんでこうなってるんやろう?俺はこう思うわ、なぜなら・・・」とまで考えられるように頑張りますか!

結構集中力使って疲れるとは思いますけどねー。。