「百聞は一見にしかず」には続きがある
「百聞は一見にしかず」って言葉は有名ですよね。
百回聞くより実物を一回見たほうが良いってやつ。
確かにそうですよね。
人の情報を聞くより実際自分で見た方が明らかにわかりやすい。
この「百聞は一見にしかず」ですけど、続きがあるんです。
「百聞は一見にしかず」
「百見は一考にしかず」
「百考は一行にしかず」
「百行は一果にしかず」
「百聞は一見にしかず」は、繰り返しになりますが、百回人の話を聞くより自分の目で一回見た方が良い。
次の「百見は一考にしかず」は、百回見ても見たことについて全く考えなければ意味がない。
で、「百考は一行にしかず」は、色々なことを見たり聞いたりして、そのことについてたくさん考えても行動に移さなければそこまでになってしまう。
そして最後の「百行は一果にしかず」。多くの行動をとってもそこに成果が無ければ成長は望めない。
そうなのです、成果まで出して、成果まで結びつけることができて初めて自分の中に落とし込むことができ自分のノウハウとなり成長することができるのです。
そのためにはどうすればよいのか?
物事を成し遂げるためには努力が必要となってきますが、この努力のやりかた、正しい努力が成果へとつながるのだと思います。
行動をとっているのだけれど、考えも浅はかにただガムシャラに動いているだけ。
動いてはいるのだけれど浅ーくやっているので、次から一人でやってくれと言われても、まともに結果を出すことができない。
あなた自身の成長についても成果は必要となるのですが、もし組織をひきている立場であり、部下に成長を望んでいるのに、なかなか伸びないという悩みを抱えているのであれば、成果や結果を出させることを考えてみるといいかもしれません。
多分、自分自身も仕事をものにできたとか、成長できたと感じるときって、やっぱりキッチリとした成果が出せたときじゃないでしょうか?
となると今後成長してほしい部下についても同様で、考えさせ、行動させ、結果まで出させる、それを部下の主体的な動きで出させ、成果を感じさせることができれば、1段階成長するのではないかと思います。
思い起こせば自分自身もそうだったのかなーと思います。
で、一旦、主体的に動いて成果まで出せるようになると、10年経った今でも同様の業務を任せられれば、仕切って結果まで出せる自信はあります。
これってヤッパリ過去に担当したときに、やりきった、成果まで出せた、っていうところなんだと思います。
「百聞は一見にしかず」
「百見は一考にしかず」
「百考は一行にしかず」
「百行は一果にしかず」
まぁ、なんかこれを語れるだけでもカッコよく見えますけどねー。。
(見えないか?!)