仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

上の立場で考えてみる

打合せや会議をしている中で議論をしていると、どうしても視野が狭くなっていき、部分最適に陥ってしまうことがあります。

もちろん、部分最適部分最適で素晴らしく、他の所が真似したいと思ったら自ずとどんどん広がっていき、それが全体最適化する例もあります。

ただ、多くの場合、周りの事を一切考えずに部分最適を行った場合、周辺の部署にはマイナスの影響が出てしまいます。しわ寄せを受けたような感じです。

 

まぁそんな議論の最中、視野が狭くなってきたなーと思えるときに、大局的な視点やより高い位置からの話のできる人って、「あー、この人できるわー」って思ってしまいます。

 

でも、これ高すぎてもダメなんです。

高すぎると行動理念とか行動指針クラスになってしまうので、聞いてる方も、

「そんなん分かってんねん、だからなんやねん。」

としか思ってもらえません。

 

なので、「こいつ目線が高いわー」と思ってもらえるのは、一つ上、もしくは二つ上の目線や立場の発言と考えておいた方が良いでしょう。

 

特に役職のないメンバーであればリーダーや課長クラスを、課のトップである課長であれば部長や本部長クラスがそれに該当します。

 

メンバーだとどうしても自分一人の仕事の事だけを考えてしまいがちです。隣のあいつより俺の仕事量は多いとか向かいのあいつは休みばっかり取りやがるとか。

これだと一担当のレベルでしかありません。

もしプロジェクトのとりまとめであるリーダークラスの目線で考えることができれば、隣のあいつの仕事量が少ない分はこのままで行くと納期に影響が出る可能性があるな。仕事量を再配分してもらうか人を補充するかしてもらう相談をしよう、とか、向かいのあいつは休みがちだがどうも元々体が弱いようだ、うちのプロジェクトチームは忙しい仕事が多いからちょっと上に考えてもらった方がいいな、とか。

 

そんな考え方ができて、リーダーや課長に何度か相談できていたとします。

そうすると次に新たなプロジェクトがスタートし、リーダーを一人新しく付けることになった際に「そういえば彼はメンバーではあるけど常に全体を見渡して話ができていたな、上の立場としても問題なさそうだな」とチャンスが転がってくることになります。

 

課長や部長の立場だって上の目線で捉えることについては大差ありません。

うちの課は仕事が忙しくてメンバーもギリギリだから例え他のところで欠員が出たとしても誰も渡さねーぜー、けっけー。

とか言ってる人よりも、組織全体を考えると明らかに欠員の出たあそこが弱いな。そこからつぎはぎ的にフォローするとまた複数に負荷がかかる。人の配置のみならず業務も含めて全体的に見直した方がいいな、、今がそのタイミングだ。

なーんて言ってくれる人のほうが、絶対に「次の組織の長に相応しい!」って思ってもらえますよね。

 

ちょっと難しいかもしれませんが、一つから二つ上の立場で考えてみる。

視野を広げて全体を見渡してみましょう!!