仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

部下を褒めるのは上司のためになる

部下を褒めると上司のためになる?

 

それって、褒められた部下の気分がよくなるってこと?

それとも、部下のやる気が出て、頑張って仕事をやってくれるってこと?

 

確かにそれもあると思います。

どよーんとした気持ちで仕事に取り組みよりは、気持ちよく明るい気持ちで仕事をしてもらいたいですし、ふてくされながら仕事をやるよりも、やる気を出して頑張って取り組んでくれたほうが、断然いいに決まって言います。

 

でもそれって部下には良い影響があるのは確かで、間接的に組織には良い効果をもたらしそうですが、直接上にのためになってないのでは・・・。。

 

おそらく、今のあなたは、上司である立場でもありますが、過去から今現在でも部下の立場でもあると思います。

部下の立場から、今のあなたの上司へ、報告した時のことを想像してください。

 

★ダメ上司編

あなた「A部から、このような速報が上がってきました。」

ダメ上司「ふーん、で?それがどうしたの?っていうかA部署からこのレポートも取って来いよ」

あなた「・・・。はぁ。。(この人には情報を渡しても怒られるだけ・・・。。必要最低限な情報しか渡したくないな。。)

 

★できる上司編

あなた「A部から、このような速報が上がってきました。」

できる上司「お、速報を入手するとはさすがだな。んー、ここってなんでこんな動いてるんだろう??」

あなた「(この情報も伝えれば喜んでくれるかも!)あのー、、未確認情報ではあるのですが、実はこんな話もでてるらしくて、おそらくは・・・」

 

もうここまでいけば、お分かりになったと思います。

部下を褒めると、褒められた部下は認められたことで、さらに新しい情報や違う情報を上司に伝えようとしてくれるのです。

逆にせっかく情報を伝えたのに、全く認めようともしない、あまつさえ叱責(いちゃもん?)しようとする、そんな上司だったら、あんまり会話をしたくないですよね?そうなると未確認情報であろうが、有用と思える情報であろうが、うーん、あんまり伝えようとは思えなくなってしまいますよね。

上司の立場になると、上司自身の判断に必要となるかもしれない情報が、自然と舞い込んでくる、その情報が有用なのであれば、自身の判断に役立てることもできるはずです。指示した情報しか入ってこない、さらには部下に極力、最低限の情報しか伝えたくないな・・・と思われていたりすると、できる上司との情報力の差は圧倒的、大きく広がってしまいます。

 

報告の方法がよくなければ教育することも必要ですが、まずは労をねぎらう、行動を認めてあげる、そのうえで提案をする、上司に上がってくる情報に雲泥の差がつくことになりますね。