出来ない言い訳ではなくどうすれば出来るかを考える
「データ量が多すぎて無理ですよー」
「じゃーどうすれば出来るか考えて」
何か課題や仕事の依頼があっても、出来ないことが前提で言い訳から入る人間は少なくない。その言い訳たるや立派なもので色々な要因を並べ立て、時には壮大な例え話まで持ち出してできないアピールを猛然と行う。
上司からしてみればそんな奴は正直要らない。
実現できない理由を探すなんて時間の無駄以外の何物でもない、その時間を使って実現の可能性を探るべきである。
始めから答えの出ている仕事など正直付加価値はほとんどない。誰でもできる仕事なのだ。問題解決をしてこそその人だけの価値が現れる。
簡単には解決できないような課題に対しては、まず、どうすれば出来るだろうか?可能性のありそうな方法につき考えてみる。そして実行に移す。まずはやってみるのだ。やってみることで発見できることは非常に多い。
データ量は膨大だとしても、意外と中身は整理されているかもしれない。初めから整理されたデータでなかったとしても、まずはやってみて色々と見ていくことで整理できるポイントが見えてくるかもしれない。
当然、何の考えもなしに突っ込んで行っても玉砕するし時間の無駄になってします。今回の膨大なデータの例でも無策で突撃すれば何万ラインとあるデータに埋もれて窒息してしまうことは目に見えている。
ただ、それでも何もやらずに、出来ない言い訳を並び立てている人間よりも、何かしら掴める可能性が高いことは確かだろう。
あなたの自分自身の人生を振り返ってみてほしい。
自転車に始めから乗れたであろうか?初めは転んで時にはけがをしたりしながらフトした瞬間に乗れるようになったのではないだろうか?
自転車の場合も、「そんな補助輪もないような危ない乗り物に乗るなんて怪我をするだけだよ、そもそも2輪の乗り物なんて構造上倒れるようになってるじゃないか、だから僕は乗らないよ」なーんて無駄に言い訳なんてしてたら、いい大人なのに自転車一つ乗れなかったかもしれない。
九九の暗記だってそうだ、9×9の暗記を一生懸命覚えたと思う。それがあるからこそ、大人になった今でも簡単な計算は暗算でできてしまう。
これだって、できない言い訳たらたらして9×9も暗記なんてできないよー、なんて講釈垂れてたら、九九もできない大人に・・・考えただけでも恐ろしい。
あなたの人生、どうやれば出来るか?を一生懸命考えて乗り越えてきた事例は結構多い。本人が認識していないだけで大なり小なり数多くの課題を乗り越えてきている。今直面している課題だって本質的に変わりはないはずだ。
「できない10の言い訳より、できる1つの可能性」
まずはやってみましょう!!