一番儲かる仕事
先日、うちの子供に
「パパ、一番儲かる仕事って何?」
と聞かれ、
おおおお、小さいのに面白いことを聞くなーと思いながら、
「えー、なんでー?」
と聞き返すと
「ぼくは、その仕事をする!」
と。
なるほど、動機はきっと何か欲しいものがあるけど高くて手が出ないとか、、
そんな気はするものの、なんかちょっと面白いなーと思い。
「じゃー、どんな仕事が一番儲かると思う?」
と聞き返してみました。
「うーーーーん、、、、駅前のスーパー!」
「なんで?」
「だって、いっつもお客さんいっぱいいるもん。
そうか!じゃー、ぼくあのスーパーの店員さんになる!」
なるほど、いい着眼点ですな、ちびっこのくせに。
「でもねー、たくさんお客さんが来ても、そこで雇われて働いている人は、決まったお金しかもらえないんだよ。少しは多くもらえるかもしれないけど」
「えー!そうなの?あんなにいっつも混んでるのに!」
「そこのスーパーの持ち主は、お客さんがいっぱい来ると、儲かるかもね」
「そうなの?じゃー、スーパーの持ち主になろうかなー」
「なら、スーパーを開くお金を準備しないとね、売る場所もいるし、売るものも買ってこないといけないし、売ってくれる人も雇わないといけないし、お金がたくさんかかりそうだね」
「えー、そんなに持ってないよー、なんか大変そう。。そんなんで儲かるのかなー?」
「スーパーの持ち主でも儲からないことはあるよ。このへんスーパー多いし、同じようなものを売ってるから、お客さんは安いところで買おうとするでしょ?そうすると値段は低くなるからなかなか儲けるのは大変かもね」
「そうかぁ、だめかぁ。。」
と、まぁ、スーパーの経営者はあきらめたようですが。。後日、
「パパ!ぼくはディズニーランドの社長になる!」
おぉ、それはまたすごいなぁ、、と思いつつ、どこでそうなったのかが気になり、、
「なんでー?ミッキーがいるから?」
「ディズニーランドはものすごく儲かってるんだよ。入場料めっちゃ高いもん」
あながち外れてない、かなりの優良企業であることは確かだ。
「で、社長が一番お金をもらえるんだよ」
これも大体は正しい。
「よく知ってるねー、どこで教わったの?」
「ママたちが話してたー!」
うん、まー、そんなこととは思ったけど。
「社長さんになるのはたくさん勉強しないとなれないし、ディズニーランドで働くのも勉強ができない子は入れてもらえないんだよ」
「え、そうなの?!」
「勉強できない人は来てくれなくていいです、という会社もいっぱいあるから、働くときに自分の好きなところに行きたかったら、勉強はできたほうがいいと思うよ」
と、最後は勉強頑張ろうね!で締めてみました。
こどもなのに色々自分で考えてるところが、面白い!
でもね、勉強の話は、本当なんだよーー。