仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

「あいつの頼みなら聞いてやろう」と思わせる

何か仕事を依頼された時、

「こいつの頼みやったらしゃーない、率先して対応したるかー」

と思わせる相手と、

「今忙しいねん、あとにしてくれや・・・」

と思わせる相手がいると思います。

(本当に人間ができている人はそんなこと思わないのかもしれませんが。。)

 

逆も然りで、こちらから相手方へ仕事の依頼をする時も、同じように思われてるってことですよね?

 

これって、その人が好きか嫌いか、いい奴かわるい奴か、色々基準はあると思いますが、多分間違いない基準が、相手が自分に対して親切かどうかだと思うんですよね。

 

常日頃から自分に対してめっちゃ親切で、

「あ、やっときますよー!」

「あ、いいですよー、きにせんとってくださーい!」

「あ、店さがしとくんでー!」

部下とか同僚だったらこんな感じ?

 

なんかいっつもやってもらってばっかりで、わるいなー。。なんかお返しせなあかんなー。って。

そんな相手に

「すんません、これ、お願いしたいんすけどー」

「ごめん、これ、急ぎやねんけどー」

「この日会議入ってて、代打いける?」

ってお願いされても、よっぽどじゃないとOKしますよね?

「ええよ、ええよ、任せときー!」って。

 

部署を跨ぐ場合も、

「急ぎの請求書なんですー!今日中にお客さんとこ持ってかなダメなんですー!」

と泣きついたら、

「はっはっは、仕事ですからー」

と、マッハで経理のAさんは対応してくれた。

「稟議書の書き方が分からないんですけどー!担当じゃないですよねー。。」

と言ったら、

「あーこれなら、あの人に聞けばいいかな、大丈夫、大丈夫ー」

と、また経理のAさんが対応してくれた。

 

こんなAさんから、

「業績の分析をしているのですが、営業状況について教えてもらえますか?」

って聞かれたら、勿論喜んで対応してあげますよね。

「いやぁ、いつもお世話になりっぱなしなんでー、こんなことでよければいつでも協力しますよ」

なんて言いながら。

 

逆の対応をされた場合も想像してみてください。

部下や同僚のパターンだと

「え、自分でやってくださいよ」

「え、もう勘弁してくださいよ」

「え、誰がやんのそれ?」

(あー、書いてるだけで気分悪くなってきた。。)

 

他部署をまたがるパターンでも

「急ぎの対応は致しかねますので。ピシャリ」

「担当ではございませんので。ガシャン」

(あー、書いてるだけで寒気がしてきた。。)

 

こういうのって心理学で「返報性の法則」と呼ばれていて、人は誰かにいいことをされると、自分の何かお返しをせねばという感情が沸き起こってくる法則なのだそうです。

なので、周囲に良くしてもらいたい、頼みを聞いてもらいたいと思うのであれば、まずは自らが相手に与えて与えて与え続ける、そんな心持で接することが大切なんですね。

 

余談ですが、この法則を利用した詐欺もありますので、不自然に好意や親切を押し付けてくる他人には要注意です。