話のネタはあらかじめ考えておく
社会人たるもの、色々な場面で「ひとこと」を求められるシーンが多いと思います。
異動直後であれば心意気を、
送別会であれば贈る言葉を、
忘年会であれば1年の締めくくりを、
さまざまな場面があると思います。
「それではー、〇〇さんに締めのあいさつをして頂きます。」
ってな感じで。
こんなときに、うまい事ピシッとまとまった話のできる人、かっこいいと思います。同時に「なんかこのひと、仕事できそうやわー」って思いませんか?
反対に、もぞもぞ何言ってるのかよく分からない人「あかんわこの人、何言うてるんかサッパリわからんわー。。」仕事もたいしたことないのかなぁー、と想像してしまいませんか?
挨拶や一言でピシッと締められる人は、特に天性の才能を持っている人ばかりではありません。中にはすごい才能を持ち合わせていて、いつ何時そのようなネタを振られても舌を巻くようなスピーチを出来てしまう人もいるでしょう。
ただ、大半の人はそんな才能を持ち合わせていません。
ではなぜ、ピシーーーっと気の利いたことがいえるのでしょうか?
答えは簡単で、「事前に準備している」からです。
送別会であれば「今日は〇〇君の送別会、同じチームとして働いていた時期もあったから話を振られるかもな。。もし一言を求められたら、あのプロジェクトで一緒に苦労を共にした話をして、彼を立てるような流れにしよう」とか。
忘年会であれば「今日は社内だけれど組織を跨いだ忘年会、オフィシャルではないけどメンツを考えると準オフィシャルのようなものかな。1年の締めくくりの会だし今年度のニュースとうちの会社の状況をうまいこと結びつけるネタだけは考えておくかな」とか。
考える時間なんて5分10分で十分なんです。
全く準備せず手ぶらで撃沈してしまう人との差は雲泥です。
「いやー、あのー、そのー、でですねー。。。」
これはカッコ悪すぎます。
このネタ考え、やりだすと結構楽しいもので、
「今日は偉い人もいるとはいえだいたい同年代以上のおじさんの会だな、みなそろそろ健康に意識が行っているから、人間ドックのネタなんて響くだろうなぁ。そこに今話題の働き方のあるべき話なんてひっかけたら、いけてるかも?!」
「明日の会は関西勢ばかりやな、これは地元ネタでうまいこと繋げて、関西への会社の力の入れ具合を強めるように、なんかできへんかな。採用も増やしてもろて・・・」
まーまー、そこまで思惑通りいくとは限りませんが、少なくとも、時事に通じている、時と場合をわきまえた会話ができる、こいつは大丈夫そうだなと印象を持ってもらえるのではないでしょうか。
四六時中考えてたら疲れてしまうかもしれませんが、イベントごとの前、ほんの5分10分で仕事の出来る印象をつけられるか、やってみる価値はあると思います。