反論には代案を添える
あまり仕事ができると言えないのに、反論ばかりしてくる人、周りにいません?
結果、議論がなかなか進まずに、時間ばかりが立ってしまい、結論が出ない。
原因は、反論している人間に代案がないからです。
「なんとなくうまくいかない気がする。」
「本当にそんなやり方でうまくいくの?」
反論自体も具体性がなく何に対して突っ込んでいるのかさえもわかりません。
私の周りにも反論するくせに代案を何も出してこない人はいます。
でもそこはもう突破します。まずはやってみましょうと。
もちろん代案があれば議論します。
例えば、「売上と粗利益の構成要素が分からないので、どこで減収減益したのかが見えない。実態を把握できる仕組みを考えよう。」というお題があったとします。
A君が「実態を把握するためにシステムに登録する際に使うこのコードを活用しては如何でしょうか?」という案を出しました。
ここで反論爺さん(イメージで言っちゃってます。爺さんだけではないと思います。。)「でもーー、それってシステムに入力する人が大変だよー。それにそもそもそのコードで取れるのぉー。」
で?
でで?
で、なんなん?
ってなりますよねー。
こういう場合は、突破していいと思います。いや突破すべきです。システム入力者には別途説明をします。コードについては全売上データに紐づくものなので有用性があると思います。まずはやってみて修正していきましょう。と。
代案が出たときは、検討してより良い方法をとる議論ができるので建設的です。
例えば、代案爺さん(また爺さん。。)
「システムから情報を直接とる意見は賛成だな。ただA君のコードは現在殆ど使われていないから皆にやらせるのは大変だよ。それよりもこっちのコードはどうかな?ルールがないから皆自由に入れてしまってはいるけれど知名度はこっちの方が高いから浸透するのも早くて、うまくいけば今期中に使えるものになるんじゃないかな?」
さすが代案爺さんです。キレキレです。
こうなると、どちらのコードが良いのか、もしくはハイブリッドでいいとこどりができないか、スピード感はどっちがあるのか、等々、議論が前向きにどんどん進みます。
自分から反論する際にも代案は準備しておくようにしましょう。
そのほうが確実によい議論をすることができ、時間だけが過ぎる無意味な会議を、建設的でやってて気持ちの良い会議をすることができますよ!