仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

真摯さ 信頼を得るために

「この人のためには一肌脱いであげてもいいかな。」

 

仕事を長年続けていると、何か困っているようであれば自分の工数を削ってでも助けてあげたいような人もいれば、極力関わりたくないような人もいる。

私が助けてあげたくなるような人は多くの人も「助けてあげたい」と思う人であり、周囲とのコミュニケーションも非常に良好な場合が多い。

なぜか?

理由は単純で行動が極めて真面目で、まともで、誠意があるのだ。

こういう人が相手だと、まず「何かあれば相談したい」と思う。

相談すると親身になって考えてくれ、問題解決に向けての尽力に惜しみがない。

こうなるとこちらが相談を受けた場合も真剣に問題解決に当たるようになる。

 

逆にろくに確認もせず無責任な発言をし誤魔化そうとする人間には周りに人が集まってこない。相談しても適切なアドバイスがもらえたりまともな意見が聞けないことを周囲も気が付いているのだ。表面的な小手先の事など通用する世界ではない。

こうなってしまうと、こんな人からの依頼には誰もまともに対応したいと思わないし、できれば関わりたくないとも考えるであろう。

 

正直、この真摯さ(ジェントルマンの紳士ではないよ)は、仕事をするうえで最も大切なものの一つだと考えている。

仕事のスキルやノウハウは経験を積み鍛えることで身に付けられるものであるが、この真摯さや姿勢といった類のものは、その人の物事に対する考え方や心構えといった根幹に関わる部分なので、染みついてしまうとなかなか変えることができない。

ただ、まじめに取り組む姿勢、誠意のある行動が身に付いてしまえば、それも簡単に変わるものではない。

 

「こいつはある一定のレベルまで必ずやりきるやつだから安心して任せられる」

「途中で投げ出すことはないから次のステップん仕事もやらせてみよう」

仕事を任せる際にも仕事に対する姿勢は良く見られている部分であり、上司にこのように考えてもらえれば、あなたは確実に「仕事のできる人間」の部類に入っている。

 

「無責任なのに昇格した奴もいる」

「ひどいやつなのに評価された」

確かにそういうケースもあるでしょう。実際周りにも「なんでこいつが?あいつのほうが先やろ?」と思う場面もありました。

但し、そういう小手先の人間は長続きしません。今や殆どの人に見破られて、「あの人にものを聞いても無駄だよ、まとものな答えなんて返ってこないから」と仕事も任されず相談されることもほぼなく、やはり、仕事に対する姿勢の大切さを改めて実感した好事例でした。

 

「もー、しょうがないなー、調べてやるから、ちょっと待ってて」

ちょくちょく色んな人にそう言ってもらえれば、あなたは真摯な人間と思われているでしょう。

情けは人の為ならず。必ず自分に戻ってきますよ!