主体的に取り組めると仕事は楽になる
仕事をしていて、「ツライなー」とか「しんどいなー」と思うときってどんな時でしょう?
納期が迫っていて、焦りながら、ヤバイヤバイーと思いつつ仕事をしている時。
急に仕事が降ってきて、まじかよ?と思いながら仕事をやらなきゃいけない時。
などなど。
やはり「受け身」で仕事をしている時が、辛かったりしんどかったりする時ではないでしょうか。
こういうときって、なんかやらなきゃいけない仕事であることはわかっていて、何となく自分が担当としてやらなければいけないんだけど、見て見ぬふりをして、ギリギリになってからやらなきゃいけない状況になってしまった、
とか、
他人のせいやシステムのせいにして言い訳ばっかりして、問題解決を先送りにし続けた結果、納期間近になって何も進捗しておらず、ヘルプが入ったのはいいけれど、自分も突貫で作業をする羽目になる、
とか。
では、どうすればいいんでしょうか?
「受け身」の反対、「主体的」に取り組む、色々な事を自分事として認識すると、激変します。
ポテンヒットで落ちそうな仕事もパッと拾ってしまい、スケジュールを立て、納期よりだいぶ前に片付けてしまう。周りの評価が上がるのはもちろんですが、自分もこの仕事の中身がわかるので、もし同じような状況になっても「あー、あれは一人で1,2日で片付くな、心配するに及ばない」と、何も手を付けずに「どうしよう、気になるけど、担当になるのはいやだしー」と思っている人たちに比べると、格段に心に平穏が訪れるんですね。
これは仕事の評価も受けられるし、心が穏やかになるし、主体的に動くだけでかなりの効果があると思います。
考え方も、他人のせいばかりにする考え方から、全ては自分事であると思えるようになると、周りで起こっている事象が自分では制御できない予測不能な動きから、自分の手のひらで掌握できる動きへと変わるのです。
システムが動かない、どうしよう、でも、この辺ってこっちじゃどうしようもないし、直るまでじーーっと待つしかない。これってものすごくストレスじゃないですか?自分のコントロールできない所でスタックしていて、いつ回復するかもよく分からない。それなのに被害はこちらが被る。
これ自分事として捉えられるのであれば、システムが動かないのであれば、その要因を確認しようと行動します。確認できればその深刻度も分かることができ、復旧の目途の予想もつくかもしれません。そして、責任の所在がはっきりとシステム側であることも上司や周囲にも連携することができます。
このような行動ができれば、「行動力のある人間」と評価を受けるだけではなく、「今日は復旧しないから作業は出来ない。明日からになるけれど、1日短くなるから納期を遅らせてもらうか、残業でカバーをしよう。今日はみんな帰っていいよー」と方向性を示すことができ、今日はやめ、明日頑張る、と割り切ることもできます。これも「どうしよう、どうしよう」と何もせずにダラダラいるよりも、よっぽど精神衛生上、健康的です。
なかなか、「あ、それ俺やります」とまでは言いにくいかもしれないので、関係あるかもなーと思ったら、自分事と捉えて中身の確認をするくらいから始めてみましょう!