正範語録
昔、知人から「正範語録(せいはんごろく)」という言葉を聞きました。
実力の差は努力の差
実績の差は責任感の差
人格の差は苦労の差
判断力の差は情報の差
真剣だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だ言い訳ばかり
本気でするから大抵の事はできる
本気でするから何でも面白い
本気でするから誰かが助けてくれる
正直、非常に的を射ている言葉だなーと思いました。
会社でも仕事のできる人は努力を怠っていないと思います。
責任感を持って仕事をやりきるから実績がついてきますし、
苦労をしていなければ人の苦労など分かるはずもなく、
情報を集めることを怠れば正しい判断から離れてしまいます。
確かに、真剣に、知恵熱が出るくらい考えて考えて考え抜くと、問題解決の方法や、改善方法などを絞り出すことができます。
逆に中途半端にやってると、人のせいにしたり世の中のせいにしたりして、自分事として取り組めていないがゆえに、文句ばっかり出てしまう気がします。
キチンとやらずにいい加減な仕事ばっかりやっていると結果も出てこないので、成果の出ない言い訳ばかりになってしまうのも納得。
本気で取り組んで本気でやりぬくから、途中で放り出す仕事や何も形にならずに終わる業務なんてほとんどないと思います。
必死になって取り組むから、進んだり解決出来たりしていくと時がたつのが早い事早い事。
で大抵の場合は、初めのほうは一人で悩んで頑張っている場合でも、声をかけてもらい、チームで取り組んで解決していった気がします。
この言葉、自分の過去に当てはめるとズバズバあたっているんです!
あまりうまく回っていない時代って誰にでもあると思うんですけど、それで半ば腐ってしまっている時って、自分自身の努力も怠ってるんですよね。そのうえでうまくいかない原因を他人のせいにしたり会社のせいにしたりと。
周りの環境がどうであれ、与えられた職責を懸命に全うしてこそ道が開けるというものなのに、それができない。
そうするとやはり周りもよく見ていて、中途半端に言い訳ばかりしているような人間には本気で手助けなんてしてくれないんですよね。逆の立場で一生懸命に取り組んでいる人と、言い訳ばっかりしている人がいたら、確実に一生懸命な人を助けてあげようと思いいます。
そして、やはり成果まで出し切れるほどやりぬいた時って、やり遂げたチームのメンバーはもうただの同僚なんかではなく、もはや戦友のような感覚になり、次も何かあったらお互い助け合おうって思えるんですよね。
「正範語録(せいはんごろく)」
自分への戒めも含めて、読んでもらいたいと思いました。