当事者意識を持つ 色々なことを自分事として捉える
「私は悪くないのに、営業部署からの数字が来なくて仕事が進まない」
「なんか勝手にシステム変えるって、やる気でねー」
人は色々なことに言い訳を作る。
時代が不景気、だからうまくいかない。
やりたい仕事があるのに全くやらせてもらえない、だからやる気が出ない。
自分は悪くないんだけど周りが良くないからうまくいかない、という事なのだが、色々なことを他人事で捉えると自分ではどうしようもないところで起こっている事と思ってしまうので非常にストレスを感じてしまう。
私も従前、不本意な部署異動、やりたい仕事をなかなかやらせてくれない、様々なことを他人のせいにして、しょうがないよね、と言い訳をしていたが、ある時に自分の思考がどうであれ体験する出来事は変えられないと考えるようになった。自分の思考によって同じ出来事でもそれが良い経験なのか悪い経験なのか決めてしまっているからだ。
「楽しみにしていた京都旅行なのに雨が降ってしまいそう。でも雨の京都っていうのも風情があっていいよね、もしかしたら空いているかもしれないし。」
物事をどう捉えるかにより、同じ事象が起こっているにもかかわらず、良くもなるし悪くもなってしまうのだ。
だから、どんな出来事に対しても可能な限りまずは無条件で受け入れ、ありのまま受け止めてみようと思っている。何事もすぐに良いとか悪いとか決めつけずに、「ただ単純んに事実はこうなのだ」と自分に言い聞かせている。そうすることで物事をありのままに捉えられている気がしている。
そうすることで他の人に責任を委ねるのではなく、いつでも自分自身に責任を持つことができるようになる。自分に降りかかった状況の原因を人のせいではなく自分の中に探すようにしていれば、いつでも自分の人生を自分でコントロールできる、どんな状況でも冷静に反応することが可能になる。
京都旅行の例でも分かるように、物事を改めて見直せば、別の側面が見えてるくる。そうすることで人生にじたばたすることもなくなる。この考え方は確実にあなたを精神的に良い方向へと導いてくれる。
中には大きな困難が訪れることもあるだろう。しかしこの考え方を身に付けることができれば、困難を困難と捉える状況はどんどん減っていくはずだ。あなたが自分自身や自分自身を取り巻く環境、世界をどのように捉えるかによって、思っている以上に大きな影響力を持っているものだ。
希望もしていないのに不本意な部署に人事異動になっちゃった。。
それっていい事?悪い事?事実は変わらないんだからいい事と思っちゃいましょう!気持ちがスーッと楽になります。