仕事のできるビジネスマンになる為にやるべき事

たくさんの方々と仕事をさせてもらっています.「この人スゴイ、なんて仕事ができるんだ!」と思える人もいれば、「なんだか残念だぁ」という人もお見かけします。そんな色々な人たちがいる中で、自分なりに仕事ができる人たちの共通点を洗い出してみました。皆さんの今後の仕事人生のお役にたてれば嬉しいです。

ビジネススキルとは

ビジネススキルとはなんでしょう?

ビジネススキルと聞いて、パッと思い浮かべる能力は、

 

・英会話やWord、Excelを使いこなせる能力

・仕事に優先順位をつけて、キッチリと遂行していく能力

・上司や部下、他部署や他社の人達とコミュニケーションを円滑にとる能力

・部下やメンバーに適切な指示を出せる能力

・会社の方向性を明らかにし、意思決定を行う能力

 

ここに挙げたものは、全てビジネススキルの要素となります。

 

じゃービジネススキルっていったい??

 

ビジネススキルは大きく3つに分けられます。

1.テクニカルスキル(業務遂行能力)

2.ビューマンスキル(対人関係能力)

3.コンセプチュアルスキル(概念化能力)

 

1つ目のテクニカルスキルにはイメージしやすいと思いますが、業務を行うために必要な能力の事で、電話の対応やWord、Excelを始めとしたPCを使いこなす能力、英語力、会計知識、税務知識、プログラミングなど、テクニカルスキルは従事する業務によって異なってきます。

 

2つ目のヒューマンスキルも読んで字のごとし。他人との円滑な関係を構築し維持する能力の事になります。上司、部下、プロジェクトメンバー、他社の関係者、これらの人々と信頼関係を築く能力、交渉する力、プレゼンする能力などがあります。

 

3つ目のコンセプチャルスキルは少々分かりにくいと思うのですが、知識や経験をもとに複雑な事象についてわかりやすく表現する事、物事の本質を見極め正しく伝えていく能力になります。

 

世の中ではビジネススキル=テクニカルスキルと認識されることが多く、テクニカルスキルの資格を取得するとビジネススキルが上がると安易に考えられがちです。

 

しかし、テクニカルスキルは携わる業務ごとに異なる事や、テクニカルスキルだけが向上しても、マネージャークラスになってくると、ヒューマンスキルやコンセプチャルスキルも必要となってくるため、テクニカルスキルだけではビジネススキル全体の向上には足らないことになってしまいます。

 

英語の勉強をする、PCのスキルを磨く、これ自体もとても大切なことでスキルが上がること自体は良い事なのですが、自分が何の業務に当たっているかを考えないと、せっかく金と時間をかけて身に付けた能力がアウトプットできないことになってしまいます。

 

テクニカルスキルを磨き、資格を取ることが自体が目的ではありません。

何のために資格を取ってテクニカルスキルを高めるのかをまず考える必要があります。