鰻を食べる習慣についての由来には諸説あり、
讃岐国出身の平賀源内が発案したという説が最もよく知られています。
これは文政5年(1822年)の、当時の話題を集めた『明和誌』(青山白峰著)に収められています。
それによると、商売がうまく行かない
鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行ったそうです。
源内は、「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」という民間伝承からヒントを得て、「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。すると、物知りとして有名な源内の言うことならということで、その
鰻屋は大変繁盛したそうです。
その後、他の
鰻屋もそれを真似るようになり、
土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したそうな。。。